町のカギ屋さんで勤めている夫は詐欺師ではなく鍵師

kagi_shi町のカギ屋さんで勤めている夫は詐欺師ではなく鍵師といった冗談を交えた世間話をたまに知人とすることがあるのですが、鍵師という職業も生活するのが大変らしいですね。開かなくなった金庫を開けたり、カギの掛かったドアをカギ開け専用のピッキングツールで開けるといったシーンはテレビドラマでごくたまに見かけることがあるのですが、やはり防犯上の問題もあるのでそれなりの資格も必要なのでしょうね。とりわけ、そうした資格を持った人がドロボーをしようとすれば簡単にできるので、そう簡単にはそうした技術を身に付けることができないハズというのは素人でもそのくらいの想像はつきます。

ちなみにそうした資格というのは、1級の資格に相当するらしいですね。ただ単にスペアキーを作ってくれるお店がありますが、そうした合鍵を作る程度の資格であれば、2級相当の資格になるらしいのですが、それだけでもスペアキーに加工するための機械やスペアキー用のベースとなるキーを取り揃えたりしていると、100万円以上はかかるらしいですね。従って、大きなホームセンターなどが、そうした設備を揃えてスペアキーを作るサービスを行っているというケースがほとんどのようです。

ただし、そうしたスペアキーのベースともなるキーを全種類取り揃えておくと、これまた大変なようですね。従って、注文の多いベースキーだけを常時取り揃えておく程度のようですね。やはり経済的なリスクを考えると、とてもそうした職業を単独で行うというのは無理でしょうね。この歳になってこうした職業に就きたいといった願望はもはやないのですが、ピッキングツールでカギを開けるという技術自体は男の性のようなものでカッコイイというかしてみたいですね。

いつもカギにまつわるトラブルの依頼をお客さんから受注してこれるような鍵師専用の大きな企業でもない限りは、単独の個人経営ではまず生活設計自体が成り立たないでしょうね。